外壁材の一つの種類にサイディングボードというものがあることをご存知ですか。
サイディングは最近では使用率が最も高い材料の一つです。
しかし、詳しくは知らない方も多いでしょう。
そこで今回は、サイディングボードとは何かについて解説します。
□サイディングボードとは
サイディングボードとは、簡単に説明すると「パネル型の外壁材」になります。
板状のパネルを貼り付けて住宅の外壁にするため工事にかかる手間が少なく費用も比較的安価なケースが多いです。
サイディングボードには三つの種類があります。
*窯業系サイディングボードとは
窯業系サイディングボードとはセメントと繊維質系原料を混合して作られた外壁材です。
この材質の使用率は全体の70%ほどもあると言われています。
耐震性、防音性、耐火性に優れていますし、デザインや色の種類が非常に豊富になります。
*金属系サイディングボードとは
表面が金属のサイディングボードの特徴はやはり丈夫な耐久性になります。
断熱性にも優れており、窯業系と比較しても軽量なため地震の揺れに強く地震大国である日本では安心ですよね。
*樹脂系サイディングボードとは
樹脂系サイディングボードは、塩化ビニル樹脂を原料として作られた外壁材になります。
これは主にアメリカやカナダなどの欧米諸国で使用されており。日本では普及率が低いですが、今後普及していくことが見込まれています。
耐久性と天候の変化に非常に強いことが特徴になります。
□サイディングボードの注意点とは
続いて、サイディングボードを扱う際の注意点を紹介します。
まずは、塗り替えの時期を把握することが挙げられ、サイディングの塗り替え時期の目安としては、チョーキング現象やひび割れが挙げられます。
この現象を放置していると、劣化が進行してしまうので注意しましょう。
劣化が進行してサイディングボードそのものの張り替えをする必要が出てくると、塗り替えの場合と比べて費用が数十万円変わってきます。
また、シーリング部分の補修も大切になります。
シーリングは、古いシーリングの上から新しいシーリングを塗る方法と全く新しいシーリングを貼り直す打ち替えの二つの方法があります。
どちらを選択するのかで耐久性が異なるため、業者の方と相談して決定することをおすすめします。
□まとめ
今回は、外壁塗装工事のサイディングについて解説しました。
本記事で紹介したようにサイディングは優れた外壁素材です。
サイディングに関して疑問点や不安な部分があればお気軽に当社までご連絡ください。
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