「外壁塗装を検討している」
「塗装の耐用年数がわからない」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
塗装してからいつまで持つのかわからないですよね。
しかし、耐用年数を理解していないまま施工を進めると大きな失敗につながるかもしれません。
そこで今回は、塗装の耐用年数について解説します。
□耐用年数とは
塗装にはその効果を発揮する期間が存在し、その期間を耐用年数と言います。
建物は天候や気温によってほぼ毎日何かしらの影響を受けています。
影響を受け続けると、チョーキング現象という白い粉が出てくる現象や、ひび割れが起こります。
年月が経てばそのような損傷や劣化が見られるので、再度塗装をする必要性があるのです。
耐用年数には大きく2つの種類に分類されます。
1つは塗料が持つ耐用年数、もう1つは塗装する建物の耐用年数です。
□塗料の耐用年数
塗料にはその特徴によっていくつか種類があり、耐用年数やかかる費用がそれぞれ異なります。
最も耐用年数が短い塗料はアクリル塗料です。
耐用年数は最大5年ほどで、かかる費用も塗料の中で1番安いです。
短期間の間色を変えたい方にはアクリル塗料をおすすめします。
次は質と費用のバランスが1番取れていることから人気が1番高いシリコン塗料です。
耐用年数は最大15年という長さを持ちながら、費用もお手軽な価格です。
最後はフッ素塗料で、耐久性はトップクラスの塗料です。
フッ素塗料は最大20年ほど長持ちする耐用年数を持っています。
1度の塗装で済ませたい方はシリコン塗料やフッ素塗料を検討してみてはいかがでしょうか。
□建物の耐用年数
次に、建物は塗装する建物が何でできているかによって耐用年数が把握できます。
まず、1番寿命が短い建物は木造建築です。
木でできている家は素材の味を十分に味わえる反面、耐用年数は約20年で他と比べると短いです。
次に耐用年数が短い建物は、レンガやブロックでできた建物です。
よく海外で見られる形の建物ですが、耐用年数は約40年で木造建築の2倍あります。
最後は鉄筋やコンクリートで作られている家です。
約50年もの耐用年数を持ち、耐久性に最も優れている種類です。
これらの耐用年数はあくまで基準なので、耐用年数を参考に施工に関する意思決定をしましょう。
□まとめ
今回は塗装の耐用年数について解説しました。
塗料や建物によって耐用年数が区別されますね。
1度の塗装で済ませたい人や何度も色を変えたい人など、様々な要望を持っていると思います。
入念に業者と相談し、要望に合わせた塗装を行いましょう。
何か相談したいことがあれば、ぜひお問い合わせください。
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