「外壁塗装を検討しているが、なるべく安く済ませたい」
このようにお考えの方もいらっしゃると思います。
もしかしたら、その考え方少し危険かもしれません。
今回は当社が岡山で外壁塗装をお考えの方に、費用の安い外壁塗装の理由について解説します。
□費用が安い外壁塗装の理由とは
多くの人が求めているのは、質が高く、その上費用をなるべく抑えている外壁塗装ではないでしょうか。
しかし、実際に安さを追求すると、一般的に推奨されている工程を飛ばしたり、一部の作業で質が低くなったりするケースもあります。
その一例について、ご紹介します。
まず、費用が安い場合は塗料がかなり薄められている可能性があるでしょう。
外壁塗装全体の費用を抑える方法として、一番簡単なのは塗料を薄めることです。
塗料には、種類ごとにメーカーが指定する1平方メートルあたりの使用量である基準塗布量があります。
塗料はそのままでは使用できないものもあるため、ある程度は水や溶媒によって薄めますが、過剰に薄めてしまうと、外壁塗装が失敗してしまいます。
もし、外壁塗装を依頼した業者から、異様に安い見積もりが出た場合は、塗料1缶でどのくらいの範囲が塗布できるか尋ねてみると良いでしょう。
次は工期が短い場合です。
工期が長くなると、人件費や移動費などで費用が高くなってしまうでしょう。
そのため、工期を短くしようとして、塗装の乾燥が十分にされていない状態で、中塗りや上塗りが行われ、最終的に塗装が失敗してしまう可能性があります。
したがって、安い見積もりが出た場合は、作業スケジュールの確認も行うと良いでしょう。
そして塗料を乾燥させる日数が十分ではないと感じたら、業者に確認を取ってみましょう。
□外壁塗装のトラブルを避けるには
外壁塗装の費用に関するトラブルを避けるためのポイントについてご紹介します。
1つめは塗装面積をしっかり確認することです。
業者によっては、塗装面積を大きく見積もるところもあります。
この事態を避けるためにご自身で塗装面積を計算しましょう。
塗装面積の計算は家の図面があればできるため、ぜひ試してください。
2つめは塗料についてよく知ることです。
先ほども説明しましたように、塗料を過剰に薄めたり、塗料の質を落としたりされてしまう場合もございます。
そのため、事前にメーカーの施工仕様を十分に把握しておきましょう
□まとめ
今回は費用の安い外壁塗装の理由について解説しました。
確かに1回の塗装の安さを魅力的には感じるかもしれませんが、質が下がると塗装回数が増え、結果として費用が増えてしまいます。
この点を十分にご注意ください。
コメントを残す