外壁塗装を行う際には、一般的には住宅全体をまとめて行います。
しかし、ある部分に少しだけひび割れが起きていたり、また浮きや剥がれが目立つ場合には、部分的に塗装を行いたい方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、部分的に塗装を行う際の注意点を、岡山の専門業者がご紹介します。
□部分的に塗装を依頼できる?
基本的に部分的な塗装工事も可能ですが、状況や業者によってはおすすめできない場合があります。
それは、周りの壁面と同じように仕上げるのが難しいからです。
塗装部分があまりにも細かいと、プロでもムラなく仕上げるのが困難になるでしょう。
細かい塗装を依頼するくらいなら、外壁全体を一段階グレードの高い塗料で塗り直すことをおすすめします。
部分的な塗装は、以下のようなケースでおすすめできます。
例えば、気温が下がりやすい北側に断熱塗装をすると、費用を抑えて断熱効果を得られるでしょう。
日光や雨水がよく当たる外壁面を、部分的な塗装で強化することもおすすめです。
日光や雨水の影響を最も受けやすいのは、外壁ではなく屋根です。
雨水と一緒に、排気ガスの汚れも付着してしまいます。
屋根のみの塗装工事もできるため、ぜひ検討してみてください。
□部分的な塗装は結局高くなる?
外壁塗装を行う場合、基本的に外壁と屋根を合わせて工事することが多いです。
その方が足場代などをまとめることができるため、費用を抑えられるでしょう。
一方、外壁だけ、屋根だけといった部分的な塗装では補修箇所にのみ足場を設置することになります。
このように、外壁と屋根の塗装を別々のタイミングで行うと、その分足場の設置コストがかかります。
一度に住宅全体の塗装をすることで、結果的には数十万円のコストを節約できるでしょう。
しかし、外壁と屋根で塗料の耐用年数が異なる場合は、部分的に塗装を行うといったケースも考えられるでしょう。
例えば、外壁には耐用年数が20年のフッ素を用いており、屋根には耐用年数が7年のウレタンを用いている場合です。
このケースでは、外壁と屋根の塗装をするタイミングを合わせることが難しくなりますね。
しかし、このようなケースは稀であると言えます。
一般的には、外壁と屋根で同じような耐用年数の塗料が用いられるため、心配する必要はほとんどないでしょう。
□まとめ
今回ご紹介したように、業者や状況によっては部分的な塗装も可能です。
しかし、部分的な塗装を行う際には、ムラが発生しやすいということを念頭に置いておきましょう。
コスト面で見ても、全体的に塗装を行うのがおすすめです。
塗装でお悩みの方は、お気軽に当社にお問い合わせください。
コメントを残す