家のひび割れを気にされている方も多いですよね。
外壁のひび割れは、雨漏りの原因ともなるため早急な対処が必要です。
本記事では、ひび割れの原因とおすすめの塗料をご紹介いたします。
ひび割れがひどく、塗り替えをご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
□ひび割れの原因は?
ひび割れの原因は、大きく4つあります。
以下で、それぞれについて詳しく説明させていただきます。
1つ目は、経年劣化によるひび割れです。
外壁は時間が経つにつれて劣化します。
外壁塗装を行ってから数年後にひび割れが発生した場合は、経年劣化が原因である可能性が高いです。
2つ目は、施工不良によるひび割れです。
ひび割れのタイミングが、前回の塗装から間もない場合は施工不良の可能性があります。
施工不良が考えられる場合は、すぐに業者へ伝えましょう。
施工不良は、乾燥不足や塗料の選択ミスで起こります。
本来ならば、下塗り、中塗り、仕上げ塗りそれぞれの段階で十分に乾燥させる必要がありますが、乾燥時間が不足するとひび割れが起きます。
また、塗料の相性を考えないと、ひび割れを起こす可能性があります。
施工不良を防ぐためにも、元の外壁材との相性や、下塗り、中塗り、仕上げ塗りの組み合わせをしっかりと考えることが大切です。
3つ目は、地震の揺れによるひび割れです。
地震の揺れにより負荷がかかり、ひび割れを起こす場合があります。
4つ目は、大型車や電車による揺れによるひび割れです。
こちらも地震同様、揺れにより外壁に負荷がかかり、ひび割れが発生します。
□ひび割れ対策に有効な塗料とは?
ひび割れ対策には、弾性塗料がおすすめです。
弾性塗料は、ゴムのような性質があり、建物の揺れに対して塗膜も同じように動くことで余計な負荷をかけにくい塗料です。
弾性塗料にも種類があり、動ける幅が大きい塗料を「高弾性塗料」、逆に動ける範囲が狭い塗料を「微弾性塗料」と呼びます。
皆さまの好みに合わせてお選びください。
下塗りの塗料を弾性塗料にするだけでも、外壁塗装の耐久性は上がります。
そして、防水性も高いため、雨漏れの心配は無用です。
ただし、弾性塗料の耐用年数は5年とかなり短いという点に注意が必要です。
塗り方によって耐用年数を伸ばすことも可能ですが、その分費用と手間がかかります。
また、弾性塗料以外にもポリマー塗料と呼ばれる地震に強い外壁塗装もあります。
ポリマー塗料は下地として使用されることが多く、ポリマー塗料だけで外壁塗装が仕上がることはほとんどありません。
しかし、下地として使用することで外壁の耐久性を高める効果があるため、一度検討してみてはいかがでしょうか。
□まとめ
今回はひび割れの原因と対策をご紹介しました。
外壁のひび割れでお悩みでしたらぜひ弾性塗料で塗り替えてみてくださいね。
また、外壁のひび割れについてお悩みや疑問点がありましたら、当社までお気軽にご相談ください。
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